朝の高速はひどく寒かった。
豊明ICから東名高速で袋井ICまで走りました。
陽が出ていれば多少暖かさがあったかもしれませんが,ずっと曇り空で心から冷え込んでしまいました。
浜名湖SAまで走ろうと思ったのですが,寒さに耐えられずに赤塚PAでピットインしました。ツーリング集団が同じように寒さ休憩していました。
医王山油山寺
油山寺では紅葉が見事でした。盛りは過ぎていましたが,黄色や橙色の木々がお寺の雰囲気に合っていま
した。本堂が山の上にあり,参道の雰囲気を楽しめます。
やったー! よかった凶だ。法多山「尊永寺」で
凶なのにヤッターなのか。そのわけは次のとおりです。
1か月ほど前に職場の女性からこんな話を聞きました。
「おみくじで凶ばかり出るお寺があるそうですが,行ったことありますか?」
そんなお寺は知りませんでした。詳しく聞くと静岡県にある法多山(はったさん)というお寺であることが分かりました。正しくは法多山尊永寺といいます。掛川市にあるお寺です。そのお寺に凶のおみくじを引き当てるために行きました。
そして,みごと凶を引き当てました。だからヤッターであり,よかった,なの
です。
確かにこのお寺のおみくじ,凶がたくさんあるようです。小学生ぐらいの男の子が引いて,いっしょにいたおじいちゃんらしき男性に「これ,何?」と聞いていました。
「凶だよ。凶!」
おじいちゃんらしき男性はちょっと説明に困っていました。
さらに,歩いていくと夫婦か恋人かカップルがいて,その女性が困惑したような表情でおみくじを見ていました。もしやと思って盗み見するとやはり凶でした。
極めて狭い時空に自分を含めて凶が3つ,やはり尋常ではありません。
すべてが凶というわけではないようです。ベンチに座っていたおばさん2人はともに吉でした(盗み見しました)。だから,わたしの凶は,念願どおり”引き当てた”と言っていいわけです。
東京の浅草寺は凶がでるお寺で有名です。浅草寺では凶を30%入れていると聞きました。ここの法多山尊永寺はそれよりはるかに多いと思います。
ちなみに「悦び事叶ひ難し」「失ものかくれたる処にあれ共出難し」「争ひ事負けるべし無理に勝たんとすれば災ひ来る」など容赦のない言葉が並んでいました。「生死おぼつかなし」というのもありましたが,どうなってしまうんでしょう。
ただ,帰り参道にあった法多山名物「厄除だんご」を食べてきたので災いは洗い流されたということにします。
法多山「尊永寺」は遠州三山のひとつです。たいへん大きなお寺で山門から本堂に行くまでの参道が延々と続きます。紅葉がきれいでした。
雛人形の可睡斎
最後に行ったのが萬松山「可睡斎」です。
ここは雛人形で有名なお寺です。32段飾り,
1200体のおひな様が飾られるそうです。ただ、残念ながらその時節ではないので実物を見ることはできませんでした。